メンズの眉ペンシルは、眉全体を塗りつぶす道具ではなく、毛が足りない所に短い線を足し、ぼかして周りの毛になじませる道具として使うと自然に見えやすくなります。順番は、資生堂の解説では眉山から眉尻、眉尻の下側、眉山から眉頭、眉頭、ブラシでぼかす、の流れで、眉頭はやわらかいタッチで描くとされています。色は、髪色に合わせる方法が公式の解説で示されています。この記事では、描く前の準備、順番、色の選び方、濃くなったときの直し方、肌に合わないときの対応までを整理します。
描き方の順番と色の合わせ方は、資生堂の美容情報サイト「【アイブロウペンシルの使い方】基本から濃い眉&薄い眉の使い方まで徹底解説!」を2026年10月28日に確認して使っています。肌トラブルと使用上の注意は、化粧品公正取引協議会の「コスメチックQ&A(化粧品と肌トラブル)」と、厚生労働省の「化粧品等の使用上の注意について」(薬食発0530第2号)で確認しました。公式の記述と、編集部が身だしなみの手順として整理した部分は、段落ごとに分けて書いています。特定の商品の推奨はしません。
眉ペンシルは何のために使うのか
眉ペンシルとは、眉の中で毛が薄い所や途切れている所に、毛を描き足すように線を重ねて補うための化粧品で、眉全体の形を作り変える道具ではありません。
資生堂の解説では、眉ペンシルで描くときのコツとして「塗りつぶすのではなく、1本1本毛を描き足す」ことが挙げられています。濃い眉の場合も眉全体は描かず、毛が足りない部分だけを描き足すと説明されています。つまり、眉ペンシルの出番は「今ある毛だけでは足りない所を補う」場面です。
ここから先は編集部の整理です。眉の悩みによって、ペンシルが合う場面と、先に別の手入れを考えたほうがよい場面があります。
| 眉の状態 | 最初に考えること | ペンシルの使い方 |
|---|---|---|
| 眉尻だけ毛が薄く、地肌が見える | 足りない範囲を決める | その範囲にだけ短い線を足す |
| 毛はあるが向きが乱れている | 毛流れを整えるのが先 | 梳かしたあとに、まだ隙間が残る所だけ補う |
| 左右の形が大きく違う | 形の差を線で埋めるより先に、差の出方を確認する | 薄い側の隙間を少しずつ補うにとどめる |
左右の形そのものを見直したいときは、眉毛の左右非対称の直し方を扱った記事で、セルフで整える範囲とサロンに相談する目安をまとめています。ペンシルで描き足す前に、毛流れを寝かせる方法を知りたいときは毛が立つ・はねるときの整え方の記事が参考になります。
描く前に整える準備
眉ペンシルの準備とは、描く前に毛流れをそろえて、足りない所がどこかを見分けるための確認作業のことです。
ここは編集部が身だしなみの手順として整理した内容です。ペンシルは、毛流れが乱れたままだと、隙間に見えた所が実は毛の向きの違いだった、ということが起きやすくなります。次の順で確認すると、描き足す場所を絞れます。
- 洗顔のあとなどで、眉まわりの皮脂や汗を落とし、肌が落ち着いた状態にする
- ブラシやコームで、眉全体の毛を梳かす
- 明るい場所で鏡を見て、梳かしたあとにも地肌が見える所だけを探す
- 描き足す場所を決めてから、ペンシルを持つ
資生堂の解説でも、最後の工程にスクリューブラシでのぼかしが入っています。描く前の梳かしと、描いたあとのぼかしで同じブラシを使う流れにしておくと、道具をそろえる手間が増えません。
眉ペンシルの描き方の順番

眉ペンシルの描き方の順番とは、眉山から眉尻、眉頭の順に毛の足りない所を描き足し、最後にブラシでぼかして仕上げる流れのことです。
資生堂の解説に示された基本の流れは、眉山から眉尻の上側までを描き、眉尻の下側を合わせ、眉山から眉頭へ足りない部分を埋め、眉頭を下から上へやわらかく描き、最後にスクリューブラシでぼかす、というものです。眉山の位置はゴールデンバランスという考え方で決めると紹介されています。以下は、その流れを男性の眉に当てはめて、編集部が手順に整理したものです。
| 順番 | やること | 気をつける点 |
|---|---|---|
| 1 | 眉を梳かし、足りない所を見つける | 隙間に見えるのが毛流れの乱れではないか確かめる |
| 2 | 眉尻の薄い所に、短い線を足す | 1本ずつ毛を描き足す意識で、塗りつぶさない |
| 3 | 眉山から途中の足りない所を、毛流れに沿って埋める | 毛がある所まで同じ濃さで重ねない |
| 4 | 眉頭は、やわらかく薄くのせる | ペンシルの後ろ寄りを持つと力が入りにくいと資生堂の解説にある |
| 5 | ブラシで眉頭から全体をなじませる | 線の端を消して、周りの毛との境目を作らない |
この表は5つの工程で、上から順に進めます。眉尻から始める理由は、眉尻が薄い悩みが多く、最初に決めておくと全体の長さと濃さの基準になるためです。眉頭を最後にするのは、眉頭を濃くすると眉全体が重く見えやすいので、ほかの部分の濃さを見てから足すかどうかを決められるためです。ただし、描き始める位置や順番は解説によって異なることがあり、自分の眉の薄い場所から始める方法もあります。
仮の例として、眉尻側だけ毛がまばらで、眉頭から眉山までは十分に毛がある場合を考えます。この場合は、2の眉尻と、3の眉山の手前までを補い、4の眉頭には描き足さず、ブラシでぼかすだけにする判断もありえます。5つの工程をすべて行うことが目的ではなく、足りない所だけを補うことが目的です。
全体の手順を、眉ペンシル以外の道具も含めた流れで知りたいときは、メンズのアイブロウメイクを7つのステップで解説した記事に、下準備と道具選びの考え方がまとまっています。
濃く見える・不自然に見える原因と直し方
眉ペンシルで不自然に見える原因とは、線が一本調子で毛の流れと合っていないこと、力が入って濃くなること、眉頭が濃くなることなど、描き方に由来するものがほとんどです。
ここは編集部の整理です。資生堂の解説は、薄眉・まばら眉の場合にも「力を入れず描き足す」ことを勧めており、強い力で一度に濃くするより、弱い力で重ねるほうが調整しやすくなります。
| 見え方 | 考えられる原因 | 直し方の例 |
|---|---|---|
| 眉全体が濃く、描いた感が出る | 線を面のように重ねた | ブラシで軽くなじませ、それでも濃ければ綿棒を使う |
| 眉頭だけが重く見える | 眉頭にしっかり色をのせた | ブラシで眉頭を眉間のほうへぼかす |
| 眉尻が直線的で、浮いて見える | 1本の長い線で描いた | 短い線を重ねる形に描き直す |
| 左右で濃さが違う | 片側ずつ仕上げた | 途中で左右を交互に見比べながら進める |
表の4つはいずれも、描きすぎたあとにやり直すより、描く量を少なめにして止めるほうが直しやすい点が共通しています。直すときは、肌を強くこすらないようにします。落とすときもこすりすぎず、洗顔や普段のメイク落としで落とします。肌を傷めるほど強くこするより、描く量を抑えて重ねるほうが眉まわりの肌には負担がかかりにくいと編集部は考えています。
色の選び方
眉ペンシルの色の選び方とは、自分の髪色やアイメイクの色味に合わせて、眉全体で統一感が出る色を選ぶ考え方のことです。
資生堂の解説では、眉の色は「自分の髪色」や「アイメイクの色味」に合わせると統一感が出るとされています。このページには、眉そのものの毛の色との関係までは書かれていません。そのため、以下は公式の記述に加えた編集部の整理として読んでください。
| 確認すること | 見方 |
|---|---|
| 髪色 | 髪色に近い系統の色から検討する(公式の解説にある方法) |
| 元の眉の毛の色 | 描いた線だけが浮いて見えないか、周りの毛と並べて確認する |
| 光の下での見え方 | 洗面所の照明だけでなく、窓際など自然光に近い場所でも見る |
| 濃さ | 迷うときは薄めから始め、足りなければ重ねる |
髪色を変える予定があるときは、眉との色の差の見え方を髪色を変える前後の眉毛の記事で確認できます。白髪がまじる眉で色が合うか迷うときは、白髪がまじる眉毛の整え方の記事で手入れの考え方を扱っています。特定の色名や商品名の推奨はしないため、店頭で自分の髪や眉に当てて確認してください。
肌に合わないときと使用上の注意
化粧品の使用上の注意とは、使用中や使用後に肌に異常が出たときの中止の目安や対応を、製品の表示に基づいて示したものです。
化粧品公正取引協議会のコスメチックQ&Aには、使用中または使用後に、ほてり、かゆみ、赤み、痛み、腫れなどの異常が肌にあらわれたときの対応が書かれています。ただちに使用を中止し、水やぬるま湯で洗い流し、症状の出た部分を水で冷やします。手で触ったりタオルでこすったりしないように注意して、できるだけ早く皮膚科専門医の診療を受けてください。診療では、使っていた化粧品と全成分表示の書かれたものを持参することが勧められています。
厚生労働省の「化粧品等の使用上の注意について」(平成26年5月30日、薬食発0530第2号)は、皮膚に適用する薬用化粧品・化粧品を対象にした通知です。使用を中止すべき症状として、従来の「赤み、はれ、かゆみ、刺激」に「色抜け(白斑等)や黒ずみ」を加えました。あわせて、肌に異常が生じていないかよく注意して使うよう注意喚起しています。この通知は眉ペンシルだけを対象にしたものではなく、皮膚に使う化粧品全般の注意です。眉ペンシルで同じ症状が出た場合の目安として読めますが、製品ごとの個別の注意は、その製品の表示に従ってください。
編集部の整理として、眉まわりは目に近いので、使う前に製品の表示を一度読み、肌が敏感に感じる日は無理に使わず、異常を感じたらすぐに中止する流れにしておくと安心です。症状の判断や治療は医療の領域のため、この記事では行いません。
ペンシルで補うか、サロンで形を相談するか
眉をペンシルで補うか形から相談するかとは、足りない部分を描き足して済ませるのか、毛の量や形そのものを整える相談をするのかを選ぶ判断のことです。
ペンシルは、毛が足りない所を一時的に補う方法で、形そのものを変える方法ではありません。長い毛や輪郭の外の毛が気になる、左右の形の差が大きい、平行かアーチかで迷っている、といった場合は、描き足す前に形を整える相談を考える選択肢があります。形の選び方は平行眉とアーチ眉の選び方の記事が、道具の違いは眉毛ワックスと毛抜きの違いの記事が参考になります。
Samurai Beauty 渋谷東店のHotPepper Beautyの掲載ページ(2026年10月28日確認)では、ご新規の方のみ利用できるクーポンとして「メンズ眉毛スタイリング」が掲載されています。料金や内容、空き状況は変わることがあるため、予約前にHotPepper Beautyの掲載ページで確認してください。完全予約制で、予約はHotPepper Beautyから行う案内になっています。
よくある質問(FAQ)
- Q1. 眉ペンシルは眉のどこから描き始めればよいですか。
- 資生堂の解説では、眉山から眉尻の上側を描き、眉尻の下側を合わせ、眉山から眉頭へ進み、眉頭は最後にやわらかく描く流れが示されています。ただし、描き始める位置は解説によって異なることがあり、自分の眉で毛が薄い所から始める方法もあります。
- Q2. 眉頭はどのくらいの濃さにすればよいですか。
- 濃さを数値で示した公的な基準は確認できませんでした。資生堂の解説は、眉頭を下から上へやわらかく描くとしています。編集部の整理としては、ほかの部分より薄くのせ、ブラシで眉間のほうへぼかして、眉全体が重く見えないかを鏡で確認します。
- Q3. 色は何を基準に選べばよいですか。
- 資生堂の解説では、自分の髪色やアイメイクの色味に合わせると統一感が出るとされています。元の眉の毛の色との差は、自然光に近い場所で確認すると見落としを減らせます。
- Q4. 濃く描きすぎたときはどうすればよいですか。
- 編集部の整理として、まずブラシで軽くなじませ、それでも濃ければ綿棒などで部分的に薄くします。肌を強くこすらないようにしてください。落とすときは、普段のメイク落としや洗顔で落とします。
- Q5. 使っていて赤みやかゆみが出たときはどうすればよいですか。
- 化粧品公正取引協議会のQ&Aでは、ただちに使用を中止し、水やぬるま湯で洗い流し、水で冷やし、こすらずに、できるだけ早く皮膚科専門医の診療を受けるよう案内されています。製品の表示に書かれた注意も確認してください。
- Q6. サロンでも眉ペンシルの描き方を教えてもらえますか。
- この記事で確認したSamurai Beauty 渋谷東店のHotPepper Beautyの掲載ページには、眉ペンシルの描き方を指導する内容のメニューは載っていませんでした。自己処理が不安な方は施術前に相談できる旨の記載があるため、気になることは予約前に掲載ページで確認してください。
まとめ
メンズの眉ペンシルは、眉全体を塗るのではなく、足りない所に短い線を足してぼかす使い方が基本です。順番は資生堂の解説では眉山から眉尻、眉頭の順に描いて最後にブラシでぼかす流れで、眉頭はやわらかく描くとされ、色は髪色に合わせる方法が示されています。濃くなったときは強くこすらず、ブラシでなじませてから調整します。使用中に赤み、かゆみ、痛み、腫れなどが出たときは、ただちに使用を中止して皮膚科専門医に相談してください。形そのものを整える相談をしたい場合は、Samurai Beauty 渋谷東店の掲載内容をHotPepper Beautyで確認できます。
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